カーテンクリーニングについて

カーテンの種類

通常窓用のカーテンは３種類あります。
それぞれ特徴や使われている繊維の種類が異なり、また、クリーニング方法も違います。

レース

ドレープ

遮光

各カーテンの特徴

レースカーテン

比較的薄い生地を使用しており、部屋側からは外の景色が良く見えますが、外からは部屋の中は見えにくい。また、部屋の中に太陽光線が良く入り昼間はレースだけで明るさは十分だと言えます。

ドレープカーテン

厚手の生地を使用しており、部屋の中からも外が見えません。そのため、夜暗くなってから使用されます。

遮光カーテン

二重の生地を使用しており、ドレープより外からのほのかな光も部屋の中に入りません。お休み時、明るいと眠れないなどで使用される方が多いようです。

クリーニング方法

カーテン類のクリーニングには、２種類の方法があります。ドライクリーニングと水洗いです。
基本的には、それぞれ繊維の種類やカーテンの構造によってクリーニング方法が異なります。
通常カーテンの裏にクリーニング表示がタグに記載されておりますので良くお読みになり、ご自宅で洗われたり、クリーニング店にお頼みされて下さい。
もし、間違ったクリーニングをされると、カーテンが縮んだり、たるみが起きたりして、せっかく窓の大きさに合わせて作ったお気に入りのカーテンが、下部に隙間が開いてしまい、インテリアとしての価値がなくなります。

ポリエステル繊維(一部の綿)は水洗い可能です。綿・ウール・シルク・レーヨン繊維は必ずドライクリーニングです。カーテン生地はポリエステルでも、縫い糸が綿・ウール・シルク・レーヨン繊維でも水洗いは縮みます。

学校の教室のカーテンは、ほとんど水洗い可能です。

クリーニングすると支障をきたす物

カーテンは永年使用すると、窓の結露がカーテンに付着し点々とカビが出来ます。特に窓側に出来る為、気付きにくいので、冬など暖房のお部屋は注意しましょう。
またカーテンは、太陽の光に当たり紫外線により繊維がもろくなります。
これらのカビや日焼けしたカーテンは、クリーニングにより破れが生じやすい為、ほとんどのクリーニング店ではお断りされます。
クリーニング店に出される前に事前によく品物をチェックしてから出しましょう。
お願い致します。

尚、クリーニング賠償基準では、上記などの理由から通常カーテン類の使用年数は３年と定められており、それを過ぎたカーテンの補償金額は少なくなります。

採寸方法と料金の計算方法

クリーニング店によりカーテンの採寸方法や料金は様々です。
当社では、縦の長(上から下まで)×下の部分をひろげた広さで㎡数を割りだします。
理由は、上のヒダの部分のメーター数では、正確なカーテン生地の広さが出ないからです。

ご注文前に、お客様の方でお計り願います。

料金の計算は、
クリーニング料金＝ ( 縦のm数 × 下の部分をひろげたm数＝㎡ ) × それぞれの単価

注文フォームでは正確な料金が出ません。お申込枚数をご入力ください。
工場にて採寸し、お見積り金額をお客様へご連絡いたします。

注意事項

フックは必ずはずしてお客様の方で保管してください。
当社では、カーテンの取り外し・取り付け作業は行っておりません。お客様の方でお願い申し上げます。集荷にお伺いの際、『カーテンはずしてくれないの～』と言われる方が時々いらっしゃいますので、ご注意下さい。但し、ご老人や身体に障害のあるお客様は、事前にご注文の際お知らせ下さい。
別途料金(レール1mに付き取り外し５４０円・取り付け５４０円)が加算されますが、取り外し・取り付け致します。
高所で通常の状態で困難な作業は、お断りいたします。
自社集配地域以外で宅配便ご利用の方は、段ボール等に入れて着払いにてお送り下さい。
宅配便の場合、クリーニング代金10.000円以下のお客様は、別途送料がかかります。
送料は、布団の送料となります。
最近、紫外線や結露によるカーテンの生地の傷みによる、洗浄の際での切れ、破れが発生しております。
搬入後の検品で、ある程度判断可能なお品物もございますが、判断不可能な物もございます。その点、ご了承願います。
特殊なカーテンは、お断りさせて頂きます。
カーテンの防炎加工は、ご相談ください。